近年は共働きが増え、子どもに習い事をさせたいけれど送り迎えが難しいという家庭も多いのではないでしょうか。自分で行ける距離にある場合やバスの送迎がある場合はいいですが、遠い場合や帰りが遅くなる場合には迎えに行くことが多くなるでしょう。
子どもが1人の場合には対応しやすいです。しかし、何人かいる場合には他の子どもがトイレに行ったり、寝てしまったり、終わる時間に迎えに行くのさえ大変な場合もあります。
また、夏休みや冬休みなどの長期休暇は外で遊ぶには暑すぎる、寒すぎるため、どうしても家で遊ぶことが多くなります。
学童保育に通っている場合はよいですが、高学年は通えなかったり、子どもが行きたがらなかったりすると規則正しい生活を家にいる子どもだけで送ることはなかなか難しく、ゲームやYouTube三昧になる子もいるでしょう。
そんな子どもたちにABC Cooking Studioがお勧めです。
ABC Cooking Studioとは
全国に多くのスタジオがある料理教室です。
Cooking、Bread、Cakeのコースがあります。6回、12回、24回、36回（ブレッドのリッシュクラスを除く）と回数制で期限（6ヶ月〜36ヶ月など）が設けられており、会員サイトへログインして受講したいメニューと時間を自分で決めて受講します。
同じ時間に同じメニューを選んだ受講者と一緒に同じテーブルで作ります。3、4、5人の場合が多いですが、1人の場合もあります。受講に必要なものは、エプロンとハンカチ、ブレッドの場合にはふきんです。
女性限定の授業もあります。子育て応援があり、受講期間内に妊娠〜子どもが1歳の期間があると申請すれば2年間期限を延長できます。
ショッピングセンターの中にあるスタジオが多く、交通の便がよいです。
メリット
我が子は長男が4年生、長女が6年生から通っています。通わせてよかったなと感じている点を紹介します。
都合のいい時間、習いたいメニューのみ習える
毎週決まった時間に通わせるのは大変ですが、ABCは自分と子どもの都合がつく時間に通うことができます。また、長期休みで暇を持て余している時には、朝から習うことができます。
自分の好きなメニューが続けば、1日2回、3回受講も可能です。
学生は半額
小学4年生から習うことができます。学生は入会金、授業料ともに半額です。大人と同じメニューを作ることができるため、とてもお得です。
食への興味が湧く
ABCクッキングに通う前は、YouTubeでゲームに関する動画ばかりを視聴していました。しかし、ABCクッキングに通いだしてからは、料理動画を見ることも多くなりました。
こうやったら作れる、この材料があれば同じように作れる、これを作ってみたいなどと言うようになりました。
また、嫌いな食べ物でも自分で作ると食べてみようかなという気持ちになるようです。
自分で作って食べる喜び
自分で作った物がおいしいとすごく嬉しいようで、目を輝かせて食べることがあります。
さらに家族や友達に食べさせておいしいと言ってもらえると、「おいしい？」と何度も聞いてきたり、「○○がおいしいって言ってくれた！」と嬉しそうに教えてくれたりします。
手先を使い、細かい作業をする
飾りつけやブレッドの成型などは細かい作業も多いです。先生のサポートもありますが、基本的には自分で行うため、手先を使い、丁寧に作っているようです。
家でも作ってくれる
ABCクッキングで作ったものを家でも作ってくれます。仕事が遅くなって、今から作らないといけないなと思って家に帰ると習ったものを作っていることがあります。
遅く帰ってから作らなくていい嬉しさと考えて作ってくれた嬉しさと、一気に疲れが吹き飛び、とても幸せな気持ちになります。
また、家族の誕生日ケーキや実家に帰省するときのお土産にはケーキやパンを作ってくれます。中学生の長女は自分の好きなようにアレンジもするようになりました。
デメリット
通わせてからよかった点が多いですが、デメリットもあります。
半額といえ、高い
半額とはいえ、値段は結構します。基礎コースを習った後には、こだわった材料を使うマスタークラスやリッシュクラスがあります。マスタークラスはとてもおいしそうで、子どもが習いたがりますが、高いです。
期限がある
月1回ペースで通うと問題ないような期限設定ですが、他のことで忙しくしているとついついもうすぐ期限が切れるのにチケットが何回分もある！ということになってしまいます。
ブレッドコース（マスタークラス以外）の場合には、毎回好きなパンを選べるため月に何度も通えます。しかし料理とケーキの場合には時間ごとにメニューが決まっており、今月5回受講しなければ！となると同じメニューを複数回受講となってしまいます。
もちろん回数を増やせば期限が長くなります。
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時間が長引く場合がある
ブレッドやケーキコースの場合には、時間が長くなる場合があります。慣れていなかったり、成型を丁寧にしていたりして時間がかかることも時々あります。時間がない場合には、先生に声かけておくと手伝ってくれるとは思いますが、自分でやりたがる子もいるでしょう。
長女は結構こだわるため、終わる時間が30分近く遅くなる場合があります。
すごく行きたがる
我が子はすごくはまってしまい、すごく行きたがります。私が早く帰ってくる日があるとわかると、受講できるものはないかすぐに調べます。そのため、チケットがすぐになくなります。
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買い物をしてしまう
ショッピングセンターの中など便利な場所にあるため、料理教室ついでに何か買い物をしたり、ご飯を食べたりしやすいです。そのため、ついついお金を使ってしまいます。
また、授業で習ったものを家でも作るために材料を買いに買い物に行くとそれ以外のものも買ってしまいやすいです。そして、自分が作る時には家にある道具を使えばいいかと思うのですが、子どもは料理教室で使った便利な道具を使いたいというため、道具も買ってしまうと出費がかさみます。
小学一年生の次男が愛用中
まとめ
家で自分が料理をするときに教えることもできますが、仕事から帰ってきてゆっくりと教える時間はなかなか取れません。
また、料理教室に通うと自分では買わないような食材を使ったり、嫌いなものを食べてみたりとレパートリーも増えます。そして、子どもが自分で作って食べることができると、生活力もつき親も少しだけ楽したり嬉しい気持ちになります。
まずは体験してみることをお勧めします。体験だけでも楽しんでくれると嬉しいです。
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